イースターとサマータイム
先週末にイギリスでは大きな行事が二つありました。
まず一つはイースター。
イースターはキリストが十字架にかけられて
3日目に生き返ったことをお祝いする日です。
いつもの教会の英会話教室でも、イースターに因んで特別に
キリストが復活した日の一場面を題材にしたレッスンをしました。
私はキリスト教をよく知らないので、いろいろ勉強になります。
イースターというとイースターエッグやイースターバニー。
卵やうさぎをモチーフにした小物やチョコレートなんかが
早くも年明けのクリスマスグッズが片付いた頃から
お店に並び始めていました。
そして今回初めて知ったのが「ホットクロスバン」というパン。
ドライフルーツやスパイスが入った甘い生地のパンで、
上に十字が入っています。
このパンはだいぶ前からどこのスーパーでも見かけるようになり、
無知な私は「こういうパン、最近流行ってるんだな~」なんて
思っていたらイースターに食べる伝統的なパンでした(笑)。
イースターは今年は3月31日でしたが、日付は毎年変わります。
(春分の後の最初の満月の次の日曜日だそうです。)
イギリスではイースターの前後、金曜日から月曜日までが
休日となります。
4連休ということで世間では旅行に出掛ける人も多いですが
我が家は夫が金曜日まで出張に行っていた上に
息子も風邪を引いてしまい、全く「ホリデー」という感じでは
ありませんでした。残念。
でも一応雰囲気を出すため(?)に夫がキンダーサプライズを
買ってきました。息子は意味も分からず大喜び。
そしてもう一つは、サマータイムが始まったこと。
サマータイムは3月の最終日曜日からで、今年はイースターと同じ
3月31日でした。
今までより1時間早くなったので、例えば夕方5時は6時になる訳です。
ただでさえ日が長くなってきたのに、これで一気に日没が遅くなりなした。
天気がいいと7時でもかなり明るいです。
日本との時差も9時間から8時間になりました。
日本が昼の12時なら、イギリスは早朝4時です。
なんだかややこしいですね…。
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